『ノッティングヒルの恋人』俳優たちの知られざる9の裏話

『ノッティングヒルの恋人』俳優たちの知られざる9の裏話
「ノッティングヒルの恋人」は1999年にアメリカで制作された大ヒットロマンティックコメディです。ラブストーリー映画を愛する全ての人々に、拍手喝采で受け入れられたこの映画は、世界中で有名な大スターであるハリウッド女優アナ・スコット(ジュリア・ロバーツ)と、ノースロンドンで小さな本屋を営んでいるしがない平凡な男、ウィリアム・タッカー(ヒュー・グラント)この二人の切なくも淡い恋模様を、独特のユーモアを交えながら描いています。

「ノッティングヒルの恋人」が大ヒットした要因は何と言ってもこの脚本にあります。大きなメインテーマはラブストーリーですが、その中で幾重も張られた小さな笑い、不思議と皆が共感してしまうような状況、また思わず震えてしまうような名台詞、など取り上げればきりがないほど、幅広い人たちに受け入れられるような脚本に仕上げられています。また名俳優たちの起用、そして彼らの名演や好演も人気の一つとなっています。そこで今回はみなさんが「ノッティングヒルの恋人」をさらに楽しむために、名演技を見せた俳優たちの知られざる9つの裏話をご紹介します。以下、ネタバレも含みますが、ぜひ参考にしてみてください。



 

『ノッティングヒルの恋人』
俳優たちの知られざる9つの裏話

 


その1:子役時代のミーシャ・バートン


「シックス・センス」などでおなじみの大人気女優ミーシャ・バートン。実は子役時代にこの映画にも出演していました。当時はまだ10代だったミーシャ・バートンはアナと共演した子役スターとして「ノッティングヒルの恋人」に出演。その後、数多くの映画やCMに出演し、最近では人気の海外TVドラマなどでも活躍しています。

 


その2:個性的な同居人スパイク


映画の中ではかなり味のある演技を魅せており、ファンも多い友人スパイク役であったイギリス人俳優リス・エヴァンス。彼は俳優として成功する前はなんとロックバンドのヴォーカルを務めていたこともあったそう!「ノッティングヒルの恋人」はもちろん彼の代表作の一つですが、それ以降はハリーポッターやスパイダーマンなどにも出演する大人気俳優へと成長しています。

 


その3:ヒンドゥー教に改宗!


アナ・スコット役を演じた主演のジュリア・ロバーツですが、最近ではヒンドゥー教徒になっているようです。2010年公開で話題になったアメリカ映画「食べて、祈って、恋をして」の撮影時に改宗し、今では自身の運営する制作会社にもインドの聖音「オーム」を取り入れており、かなり厳格な信者となっています。また、「ノッティングヒルの恋人」大成功の後も、順調に作品への出演を重ね、近年のハリウッド女優長者番付では常に上位をキープするなど、押しも押されぬ大女優としてその地位を不動なものとしています。

 


その4:イギリス美男ダメ男俳優


ジュリア・ロバーツとともに主演のダメ男ウィリアム・タッカー役を演じたヒュー・グラントですが、大人の色気を醸し出しています。彼は「ノッティングヒルの恋人」公開当時からずっと変わらず日本のファンにも愛されています。ダメ男を演じさせたら世界一!と呼び声の高い彼ですが、50歳を超えてから初の娘が誕生したこと発表し、世間を賑わせました。美男なダメ男として地位を確立したヒュー・グラントですが、しっかりとした良いお父さんに早変わりしそうですね。

 


その5:兄弟揃って俳優業


ウィリアムの旧友マックスを演じたイギリス人俳優のティム・マッキナリー。映画の中でのユーモアに魅了された方も多いかと思いますが、現在ではもう50代で俳優としてもキャリア豊富なティムですが、映画やドラマのみならず、舞台俳優としても有名で、イギリス国内の舞台に出演するなど映画やドラマのみならず、本格派俳優として名を上げてきました。実は彼には姉がおり、彼の姉もまた俳優として活躍しています。

 


その6:女性版ヒュー・グラント


「ノッティングヒルの恋人」ではマックスのお相手ベラ役を演じて脇を固めた美人女優ジーナ・マッキーですが、実は同じ年に公開されたイギリス映画「ひかりのまち」では主演を務めています。マイケル・ウィンターボトム監督のこの映画に出てくる彼女は終始孤独感を抱えたまま、物語は静かに進んでいきます。彼女の表情がどことなくヒュー・グラントにも似ていると話題の映画でもあり、彼女の代表作の一つでもあります。「ノッティングヒルの恋人」とはまた違った表情のジーナに出会えるでしょう。

 


その7:高飛車な大スター、アナは私生活も・・


「ノッティングヒルの恋人」では高飛車な大スターアナを演じたジュリア・ロバーツですが、実は私生活でも何かと話題を振りまいてきました。異性関係では現在の夫であり、当時離婚調停中であったカメラマンの彼氏の元妻にメディアを使い攻撃をするなど、ジュリア・ロバーツが強気の女性であることを物語っています。二度目の結婚は、3人のお子さんにも恵まれ、順調に愛を育んでいるようですが、怒らすと恐ろしいのはアナもジュリアも変わらないところでしょうか。

 


その8:ユーモア満載の人柄


数々の名作に出演し、たびたび日本にも訪れているヒュー・グラントですが、インタビューなどではいつもユニークなコメントを残しています。映画「ラブ・アクチュアリー」のプロモーションのために来日した当時には、その日着こなしていたオシャレな服装を誉められましたが「これは40歳を過ぎてからしか似合わないので、40歳未満の若い方はベッカムを見習うべきでしょう。」など、さらりとユーモアが飛び出します。このような飾らない人柄があるからこそ、ウィリアム・タッカーの愛らしさや魅力が増すのかもしれませんね。

 


その9:意外な大物スターの出演


アナの恋人役を演じたのはアレック・ボールドウィン。彼は1986年のスクリーンデビューからたくさんの映画に主役、脇役問わず出演し、今なお人気のある大物俳優ですが、「ノッティングヒルの恋人」では、クレジットに名前の出ないカメオ出演でした。当時既に大人気だったアレック・ボールドウィンでさえも参加したくなるほど、魅力的な作品だったということでしょう。

 

如何でしょうか。

今回はノッティングヒルの恋人、俳優たちの知られざる9つの裏話としまして、出演俳優たちのあまり知られていない素顔に迫りました。こうしてみると、大人気俳優であるからこその問題はあるものの、一人の人として人生を謳歌している様子が伝わってくるのではないでしょうか。今日ご紹介した9つの裏話は「ノッティングヒルの恋人」公開後から今までに起こったこともいくつかありますが、出演者の持つそういった面を意識しつつ、改めて見直してみると、新しい発見もあり楽しめるかと思います。ぜひお試しください!

 

まとめ

『ノッティングヒルの恋人』
俳優たちの知られざる9の裏話

その1:子役時代のミーシャ・バートン
その2:個性的な同居人スパイク
その3:ヒンドゥー教に改宗!
その4:イギリス美男ダメ男俳優
その5:兄弟揃って俳優業
その6:女性版ヒュー・グラント
その7:高飛車な大スター、アナは私生活も・・
その8:ユーモア満載の人柄
その9:意外な大物スターの出演