『グレムリン』知れば知るほど見たくなる!9つの見所

『グレムリン』知れば知るほど見たくなる!9つの見所
1984年に公開された『グレムリン』はクリスマスに送られたモグワイというペットが起こすドタバタSFブラック・コメディ映画です。あの愛らしい姿に心奪われた人もいるのではないでしょうか。その一方で「子ども向けっぽくって見るのをためらう」という人や「どんな話か想像もつかない」という人もいるかもしれません。今回は『グレムリン』のドタバタエピソードや見所ついて紹介したいと思います。



 

『グレムリン』
知れば知るほど見たくなる!9つの見所

 


1. ユニークな動物との出会い


発明家のランダル・ペルツァー(ホイト・アクストン)は息子ビリー・ペルツァー(ザック・ギャリガン)へのクリスマスプレゼントを探しに、チャイナタウンを歩いていました。とある骨董屋で商品を物色していると、見たこともない生き物に出会い、ランダルはすっかり気に入ってしまいます。売ってほしいと店主に頼むものの、「モグワイは売り物ではない」と断られます。しかし、ランダルは店主の孫からモグワイを買い取ることに成功します。

 


2.3つの決まりごと


自宅に戻ったランダルは息子のビリーにモグワイをプレゼントします。そして店主の孫から言われた、モグワイを育てていくうえで守らなければないない3つの決まりをビリーに告げます。それは、「水に濡らしてはいけない」「太陽の光に当ててはいけない」「真夜中を過ぎて餌を与えてはいけない」というもの。不思議な決まりごとですが、ビリーは承諾し、モグワイにギズモと名付けて可愛がるようになります。

 


3.水に濡れたモグワイ


ある日、ビリーの友達が遊びに来て、うっかりギズモに水をかけてしまいます。するとギズモに気泡ができ、そこが膨らんではじけ、玉が5個転がり出ました。その玉は5匹のモグワイになり、ビリーは新たにモグワイを手に入れました。水がかかるとモグワイは増えるという秘密があったのです。新しく生まれたうちの1匹に頭の毛が白いモグワイがいて、ストライプと名付けられます。

 


4.真夜中を過ぎての餌やりはご用心


ストライプたちは真夜中を過ぎているのに餌を欲しがります。時計が止まっていることに気付いていないビリーは、真夜中を過ぎていることを知らず、ストライプたちに餌を与えてしまいます。すると、餌を食べたモグワイたちはさなぎを経て、恐ろしい怪物グレムリンに変身してしまったのです。

 


5.町を占領し始めるグレムリンたち


醜悪な怪物のグレムリンたちはストライプをリーダーに、プールへ飛び込み、大繁殖します。彼らは、除雪車で家に突っ込だり、椅子に乗ったおばあさんを家から吹き飛ばしたりと、悪戯をするようになります。信号に悪戯をして追突事故を起こさせたり、バーで酔っ払い、大騒ぎするグレムリンたちも。彼らに占領された小さな町はパニックに包まれます。

 


6.悪い子にはお仕置きを


グレムリンはビリーの母親リン(フランシス・リー・マッケイン)にも襲いかかります。リンはミキサーに顔を入れているグレムリンを、スイッチを入れてグチャグチャにします。また、他のグレムリンが投げてくるお皿を、お盆を盾にしながら防ぎ、包丁でメッタ刺しに。最後の一匹はレンジに入れて爆発させてしまいます。ブラックですが、とても笑えるシーンのひとつです。

 


7.爽快な怪物退治


大騒ぎしていたグレムリンたちはディズニー映画『白雪姫』を見るために映画館に集まります。彼らが映画に集中している隙にビリーと恋人のケイト・ベリンジャー(フィービー・ケイツ)はボイラーのガス栓をあけて火を放ち、映画館を爆発させました。グレムリンたちは、ストライプを残して一気にやられてしまったのです。映画館ごと爆発させるというのはどこか爽快感を覚えます。

 


8.ストライプとの戦い


生き残ったストライプは百貨店に逃げ込み、ビリー、ギズモ、ケイトはそのあとを追いかけます。チェーンソーを持ったストライプが襲いかかってくるのをビリーがバットで受け止める場面や水で増殖しようとするストライプをやっつけるために太陽の光を浴びせようとギズモが頑張る場面にはハラハラさせられます。最後はギズモがストライプに太陽の光を浴びせることに成功し、ストライプは死んでしまいます。

 


9.突然のお別れ


グレムリンたちを退治し、平穏が戻った町にチャイナタウンの骨董屋の店主が現れます。そして、「モグワイは特別な生物で、飼うのは大変な責任を負うということだ。おまえさんたちにはまだまだだね」と言い、ギズモをつれて去っていくのでした。しかし、「いつか君たちにもモグワイを飼う資格がくる」とも言い残しています。ビリーとギズモの間には確かな友情が芽生えていたので、いつかそんな日がくるかもしれませんね。

 

如何でしょうか。

子ども向けかと思いきや、ブラック・コメディなシーンもあるため大人も充分楽しめる内容です。また、悪戯をするグレムリンたちの姿は可愛らしく、そのギャップがいいのかもしれませんね。この記事を読んで少しでも『グレムリン』を見てみようかなと思っていただければ幸いです。

 

まとめ

『グレムリン』
知れば知るほど見たくなる!9つの見所

1.ユニークな動物との出会い
2.3つの決まりごと
3.水に濡れたモグワイ
4.真夜中を過ぎての餌やりはご用心
5.町を占領し始めるグレムリンたち
6.悪い子にはお仕置きを
7.爽快な怪物退治
8.ストライプとの戦い
9.突然のお別れ