『コーチ・カーター』 熱血鬼コーチ現る!スポ根ドラマの9つの見所

『コーチ・カーター』熱血鬼コーチ現る!スポ根ドラマの9つの見所
『コーチ・カーター』は2005年に放映された実話をもとにしたアメリカ映画です。みなさんはケン・カーターという人物をご存知でしょうか。アメリカの実業家であり、高校時代はバスケットプレーヤーとして得点王やオールアメリカにも選ばれ母校のリッチモンド高等学校では伝説として語り継がれる方です。

彼はその後スポーツ店を経営し始め、1997年にリッチモンド高校のバスケットボールの契約コーチとして招かれます。無事に卒業する生徒は50%、刑務所に入る生徒が大学進学率の80倍という状況の中、チームを地区大会にて優勝し、弱小だったチームを州大会まで進める偉業を成し遂げます。そんな彼らの厳しい道のりを題材として 映画後悔されたがあります。それが「コ―チ・カーターです。



 

『コーチ・カーター』
熱血鬼コーチ現る!スポ根ドラマの9つの見所

 


1・概要


「コーチ・カーター」は2005年にアメリカで公開され・リッチモンド高校のバスケットボール部コーチのケン・カーターの実話を題材として作られました。監督は『ネゴシエーター』や『セイブ・ザ・ラストダンス』を手がけたトーマス・カーター。主演ケン・カーターを演じたのは『スターウォーズ』のメイス・ウィンドゥ役で有名なサミュエル・L・ジャクソンです。

 


2・ストーリー


アメリカのとある都市。その街のリッチモンド高校は、落ちこぼれ生徒たちの集まりで、大学へ行く者はわずかで卒業した生徒の半分が逮捕されるという不良高校です。バスケットボールチーム「オイラーズ」も戦績4勝22敗と試合に勝ったことはほとんどありません。

そんなある日、高校のOBである伝説のバスケットボール選手、ケン・カーター(サミュエル・L・ジャクソン)が新しいコーチとして赴任してきます。彼はバスケの技術を教えるよりも先に、選手たちと学業で決められた成績以上を残すこと、授業には必ず出席すること、服装をちゃんとするといった契約を交わします。これを守らない者は試合に出さないという彼に、チームを去る生徒まで出てきますが、規律を守ることが勝利のカギだと、意見を変えようとはしません。そして試合に勝つために選手たちは練習を始めます。

 


3・個性的なキャラクター


カーターは生徒たちを構成させ、練習でしごき倒すという熱血鬼コーチです。しかし、生徒たちの未来を何よりも大事に考える人格者でもあります。様々な問題を抱える生徒たちと本気でぶつかっていくサミュエル・L・ジャクソンの熱演に心打たれることでしょう。

 


4・CG無しの迫力ある試合


映画の見どころである試合シーンではCGを一切使わずに迫力ある熱い試合を表現しています。選手役の人たちは定時より早く現場に来て練習を重ねてバスケの腕を磨いていきました。バスケが本当にできる役者だけを集め、リアリティを追求しながらもテレビの試合では見られないような鮮やかな試合展開は必見です。

 


5・クールなサウンド


映画をより盛り上げるBGMはザー・ノックやラトーヤといった豪華アーティストがたくさん参加しています。日本人にはあまりなじみのない方が多いですが、それぞれの場面にあった曲が映画をさらに盛り上げます。サウンドトラックも発売中なので気になった方はそちらも是非。

 


6・一筋縄ではいかない生徒たち


カーターが始動することになる「オイラーズ」選手たちは全員が個性的な性格を持ち、なかなかの曲者揃いです。思春期特有の慢心と不安を持つ彼らとカーターがどう接していくのか、映画後半の「我々が最も恐れているものは?』という生徒たちへの問いかけはまさに名言と言えるでしょう。

 


7・人生の教師として


カーターは生徒たちだけではなく学校の先生たちや生徒の保護者ともぶつかります。カーターはチームとして試合に勝たせるだけでなく、生徒たちの将来を案じ奔走します。バスケのコーチである彼が生徒たちの進路にこだわるのは彼なりの信念があるからです。そしてそれは試合の勝敗にも深くかかわっていきます。

 


8・複雑に絡み合う思い


「コーチ・カーター」の特色として中盤からの生徒たちと先生の思いのぶつかり合いがあります。それこそ実際にアメリカ中で話題となったリーグ戦の途中であるにもかかわらず、体育館を封鎖するという展開です。部員の成績の低さを知ったカーターは体育館を閉鎖し、親や教師、そして市民から反感を買います。

 


9・スポ根の王道、だがそれがいい


コーチ・カーターは先生と生徒がぶつかり、勝利を手にしてゆく所謂スポ根の王道チックなストーリーです。王道的な展開が嫌いという人もいるとは思います。しかしそれで食わず嫌いをしてこの映画を見ないのはあまりにも勿体ないと私は思うのです。王道だからこそ良いのです。実話をもとにしているので結果はすでに見えています。でもそういうところを見てほしいわけじゃないのです。そこには試合の勝敗はもちろん、『ただの勝利』よりももっと大事なものが見えてくると思います。

 

いかがでしたか。

『コーチ・カーター』熱血鬼コーチ現る!スポ根ドラマの9つの見所をご紹介しました。生涯かけても得ることが難しいものを手に入れた彼らの戦いをぜひ一度はご覧になってみてください。

 

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まとめ

『コーチ・カーター』
熱血鬼コーチ現る!スポ根ドラマの9つの見所

1・概要
2・ストーリー
3・個性的なキャラクター
4・CG無しの迫力ある試合
5・クールなサウンド
6・一筋縄ではいかない生徒たち
7・人生の教師として
8・複雑に絡み合う思い
9・スポ根の王道、だがそれがいい