『幸せのちから』ウィル・スミス親子と共演者たち、9つの秘話

『幸せのちから』ウィル・スミス親子と共演者たち、9つの秘話
アメリカン・ドリームを描いた『幸せのちから』は、興行収入3億ドルをたたき出した、サクセスフル・サクセス・ストーリーだ。この幸福な映画にふさわしい、ハリウッドで最も成功しているウィル・スミス親子とその共演者たちについて、その素顔を追ってみよう



 

『幸せのちから』
ウィル・スミス親子と共演者たち、9つの秘話

 


その1:ウィル・スミスはミュージシャンとしても成功していた


いまや世界的ハリウッドスター、ウィル・スミスは、元々はラップ・ミュージシャンだったのをご存知だろうか。ラッパー時代は「ザ・フレッシュ・プリンス」と名乗っていた彼は、1986年に友人とラップ・デュオ「DJ・ジャジー・ジェフ&ザ・フレッシュ・プリンスを結成。翌年にはプロデビューを飾り、その3年後にはなんとグラミー賞のベスト・パフォーマンス賞を受賞している。ラッパー・ミュージシャンとしてもすでに全米に名を轟かせるほど成功を収めていたのだ。さすがプリンス!

 


その2:ウィル・スミス夫妻の離婚報道


ウィル・スミス&ジェイダ・ピンケット・スミス夫妻(再婚)はハリウッドのおしどり夫婦と言われていたが、最近は毎年のように不仲説が流れている。2011年には妻ジェイダとジェニファー・ロペスの元夫マーク・アンソニーとの浮気が浮上。ウィルが結婚指輪を外したこともあった。そして2013年には今度は夫ウィルの若いモデルとのスキャンダラスな写真が流出。今度はジェイダが指輪を外した。さらにはサンタモニカの豪邸やハワイで所有していた家も売りに出しており、夫婦はとうとう試験的な別居を始めたと報じられた。

 


その3:ウィル・スミス夫妻とサイエントロジー


スミス夫妻はトム・クルーズと親交が深く、トムが信仰する新興宗教サイエントロジーに夫妻も入信したのではと噂された。ウィルはこれを否定したが、2008年に夫婦が設立した学校「ニュー・ビレッジ・リーダーシップ・アカデミー」はサイエントロジーのカリキュラムを組んでおり、それが親たちの非難を浴びた。そして学校は、夫妻が毎年200万ドルもの大金を投入したにも関わらず資金難に陥り、わずか5年で閉鎖された。二人の子供たちも通っていたという。サイエントロジー信者かはわからないが、スミス一家にとって、どちらにしてもこれは大きな痛手だったに違いない。

 


その4:父ウィルと息子ジェイデンの関係


「幸せのちから」で父ウィル顔負けの演技を披露し、華々しい映画デビューを飾ったジェイデン君。その後も父がプロデュースする映画に次々に出演、着々と俳優としてのキャリアを築いている。2013年には「アフター・アース」で再び親子共演を果たした。そんなジェイデン君、最近父と受けたインタビューの最中に、いきなり父から唇を奪われてビックリ!「こんなの間違ってる!」とたじろいだと言う。ジェイデン君はとっくに思春期のようだ。

 


その5:ジェイデン君、父親のラッパー遺伝子を立派に継ぐ


ジェイデン君とジャッキー・チェーンが主演した映画「ベスト・キッド」のエンディング曲「ネヴァー・セイ・ネヴァー」で、ジェイデン君はラップを披露している。当時ジェイデン君は12歳だったが、父も同じく12歳ですでにラッパーとしてパフォーマンスしていたという。父親の遺伝子はきちんと引き継がれている。

 


その6: ジェイデン君、現在反抗期!


15歳となったジェイデン君のツイッターが話題になっている。ジェイデン君は「学校は若者を洗脳するための道具だ」とし、「世界中の子供たちが学校を中退すれば、社会はもっと知的になる」とツイートした。さらには「世間のルールはぼくらと変わらない頭脳の持ち主がつくったものだ。だからぼくらも自分たちのルールをつくろう」と自分たちの世代に向け訴えている。両親が作った学校から移った学校に不満があるのか?とにかくジェイデン君は健全なる反抗期にさしかかった。
 

 


その7:英国アカデミー女優タンディ・ニュートン(リンダ役)は歌も上手


「シャンドライの恋」「M;I2」「クラッシュ」などで知られる黒人女優タンディ・ニュートン。ケンブリッジ大学で人類学を学んだエリートだ。そのすらりと美しいヌードを映画で披露したこともあるタンディは、元はダンサー志望。舞台の経験もあり、歌も上手だとか。以前出演した、「伝説のヒップ・ホッパー」2パックの遺作映画『グリッドロック』のサウンドトラックでは、エイト・マイル・ロードという名義で一曲を歌い、ここでも2パックと共演した。
 

 


その8:タンディ・ニュートンの意外な発言


タンディの夫は脚本家のオル・パーカー。夫とはある意味”職場恋愛”なはずだが、ある取材でなぜか彼女は「職場恋愛しない秘訣」を語っている。彼女は共演者とは”ちょっとデートを楽しむ”程度にして、女としての武器を持たないようにしているという。そんな自分をセクシーでないという彼女だが、2013年秋には40歳で第3子の妊娠を発表。次回作『Half of a Yellow Son(原題)』の公開も控え、ますます輝きを放つ、十分”魅力的”な女優だ。

 


その9:原作者クリス・ガードナー


本物のクリス・ガードナーの素顔をご存知だろうか?映画『幸せのちから』のラストシーンで、父子とすれ違う大柄な黒人男性がその、クリス・ガードナー本人だ。ウィル・スミスが視線を送っているのでわかるはず!見逃した人はチェックしてみて。
 
 

 

『幸せのちから』で描かれたアメリカン・ドリームを地でいくウィル・スミスや息子ジェイデン・スミス。彼らの成長や成功の軌跡を、その出演作でたどっていくと、また新たな発見があるかもしれません。
 

 

まとめ

『幸せのちから』
ウィル・スミス親子と共演者たち、9つの秘話

その1:ウィル・スミスはミュージシャンとしても成功していた
その2:ウィル・スミス夫妻の離婚報道
その3:ウィル・スミス夫妻とサイエントロジー
その4:父ウィルと息子ジェイデンの関係
その5:ジェイデン君、父親のラッパー遺伝子を立派に継ぐ
その6:ジェイデン君、現在反抗期!
その7:英国アカデミー女優タンディ・ニュートン(リンダ役)は歌も上手
その8:タンディ・ニュートンの意外な発言
その9:原作者クリス・ガードナー