1993年のアメリカ映画「フィラデルフィア」。エイズにかかったゲイの弁護士の不当解雇に対して、元弁護士が弁護士を雇って大手弁護士事務所を訴えるという、単純なようで重い映画でした。エイズの元弁護士アンドリュー・ベケットをトム・ハンムス、アンドリューを弁護する弁護士ジョー・ミラーをデンゼル・ワシントンが演じました。
フィラデルフィアはアメリカにとって特別な都市です。それは自由・平等・博愛・正義といったアメリカらしさの象徴となる場所だからです。そこで起きたエイズが原因の不当解雇と、命の火が燃え尽きようとする中で戦おうとする主人公。主人公に手を貸す弁護士と支える家族やパートナー。「フィラデルフィア」の魅力を俳優たちの裏話からご紹介します。ネタバレありでお楽しみください。
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※文中にエイズや人権問題についてふれる表現が出てきます。
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