『幸せのちから』知れば知るほど映画が見たくなる!9つの見所

『幸せのちから』知れば知るほど映画が見たくなる!9つの見所
『幸せのちから』は、ホームレスから億万長者になるまで上りつめた、ある男の実話を映画化した、感動のサクセス・ストーリー。ウィル・スミスが息子の初共演でも話題になったこの感動作の、見所を振り返ってみましょう。そこには、あなたの人生成功へのヒントがあるかもしれません!



 

『幸せのちから』知れば知るほど
映画が見たくなる!9つの見所

 


その1:幸せへの道は、不幸からしか生まれない


クリス・ガードナー(ウィル・スミス)は骨密度スキャナーの営業マンだった。この画期的な製品に目を付けたクリスは、貯金をはたいて製品を大量に購入し、売って妻リンダ(タンディ・ニュートン)と息子クリストファー(ジェイデン・スミス)を養うつもりだった。しかし思惑は大はずれ。不景気も手伝って、クリスの高い営業能力をもってしても、スキャナーは売れなかった。家賃も税金も滞納し、幼い息子はチャイナ・タウンの安い保育所に預け、妻は一日16時間労働でもう、クタクタだった。毎日夫婦喧嘩が絶えず、家庭に重たい空気が流れていた。

 


その2:不運は続くもの、でもそんな時にこそ「兆し」は訪れる


厳しい状況にさらなる追い打ちをかけるように不運が続く。駐車場代をケチったために、クリスの車は駐車違反でレッカーされてしまう。違反金が払えないクリスは車を諦め、バスで移動していた。そんな折、クリスの前に派手な高級車が証券会社の前で停まった。思わずクリスはその車の所有者に「仕事は?」と問いかける。男性は「株の仲買人だよ」と答えた。クリスはさっそく証券会社の人事課に向かう。

 


その3:特技を生かして、チャンスを掴め!


高卒のクリスは、人事課の担当者に取り入ろうと一緒にタクシーに乗り込んだ。そして暇つぶしに遊んでいたルービック・キューブが功を奏して、担当者に一目置かれることに成功したのだ!クリスは、一流証券会社の社員になるための面接という、最初のチャンスを掴んだ。

 


その4:何かを得る時は、必ず何かを失うものと心得よ


クリスが証券会社で株の仲買人になると告げると、妻は「宇宙飛行士にもなれば?」と侮辱した。夫婦関係はお金の問題によって、もう限界に来ていたのだ。クリスが最初のチャンスを掴んだその日、妻は家を出て行った。そうして5歳の息子と、二人だけの生活がはじまった。

 


その5:ピンチをチャンスに変える機転


妻を失ったクリスに更なる不運が舞い込む。駐車違反の罰金を払わないため、警察に一晩留置されたのだ。そのせいで大切な面接に、ペンキにまみれた作業員のような格好で行くハメになったのだ。ところがクリスはそのピンチも何とか絶妙なトークと機転でくぐり抜け、厳しい面接に合格したのだ!

 


その6:どんなに小さなチャンスでもすがりつけ!


けれど状況はすぐには好転しない。面接には合格したものの、それは社員になるための研修を受ける権利を得ただけだった。その半年の研修期間は無給、しかもその後社員になれるのは20人に1人という、狭き門だった。落ち込むクリスだったが、愛する息子のために、このチャンスにすがりついてでもモノにするしかない。そう決意したクリスは、住み慣れたアパートを引き払い、安モーテルに移った。

 


その7:ようやく光が・・・


クリスは研修を受けながら、生活費を稼ぐためにスキャナの営業に奔走し、かつ息子の世話もするという目まぐるしく忙しい日々を送る。でもクリスにとって営業はお手のもの、うまく顧客となりそうな富裕層と仲良くなり、研修中の成績も、スキャナーの売上げも順調に伸びていった。

 


その8:苦境とは、幸運を手にする者だけが与えられる試練なのだ


それでも不運はまだ彼を追う。予告なく貯金を税金未納分として取られたのだ。これまでのツケとはいえ、おかげで彼は破産、モーテルも追い出された。ホームレスになった日、駅のトイレで一晩を過ごしたクリスは、惨めさに涙を流した。しかしどんな苦境にあっても、息子との生活を諦めるわけにはいかない。彼は研修の間、ホームレス向けの無料宿泊施設などに寝泊まりしながら、スキャナーを売り、何とか研修期間を乗り切った。

 


その9:そして不幸は去った。あとは幸運だけが待っている!


研修最終日、クリスはボスに呼ばれ、不安な面持ちで奥の部屋に向かう。一方で会社の上役たちは、にこやかに彼を出迎え、握手を交わした。とうとう彼は、幸せの切符を手にしたのだ!彼はすぐさま息子の待つ保育所に向かう。そしてこの映画の中で初めて、息子を強く抱き上げたのだった。

 

如何でしたか。
幸せのちからは実在の人物を基に描かれた、まさしくアメリカンドリームのようなお話です。ストーリーの中で、クリスの今後の人生に関わる面接のシーンがあります。不幸にもボロボロの服で臨まなければならなくなり、それを上手い口上で採用を勝ち取るのですが、その危機の潜り抜けかたは大変参考になります。仕事に活かせるクリスの振る舞いやテクニック、そして幸せについての、一度ご覧になってはいかがでしょうか。

 

まとめ

『幸せのちから』知れば知るほど
映画が見たくなる!9つの見所

その1:幸せへの道は、不幸からしか生まれない
その2:不運が続いても諦めるな!そんな時にこそ「兆し」は訪れる
その3:特技を生かして、チャンスを掴め!
その4:何かを得る時は、必ず何かを失うものと心得よ
その5:ピンチをチャンスに変える機転
その6:どんなに小さなチャンスでもすがりつけ!
その7:ようやく光が・・・
その8:苦境とは、幸運を手にする者だけが与えられる試練なのだ
その9:そして不幸は去った。あとは幸運だけが待って